体のコラム
脂肪吸引で失敗しないために知っておくべきこと
脂肪吸引で失敗しないために知っておくべきこと
2019/06/12
皆様は脂肪吸引についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
まず、脂肪吸引とダイエットの違いについて簡単にご説明いたします。
体の脂肪は、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類です。
運動や食事制限などのダイエットは、脂肪細胞の大きさが小さくなることで皮下脂肪と内臓脂肪の両方が痩せます。
そして、脂肪吸引は皮下脂肪のみの脂肪細胞の数を減らすことで痩せます。
脂肪細胞の数は小児期までにある程度決定されていると言われており、個人差があります。
数が多い人は痩せにくく、数が少ない人は太りにくいということです。
脂肪吸引は脂肪細胞の数を減らしますので、施術した部位は施術後リバウンドの可能性は低くなります。
脂肪吸引はダイエットのように全体的に痩せるのではなく、部分的に細くして体のシルエットを整える治療です。
ダイエットでリバウンドを繰り返してしまう人や、どうしても痩せない部分があり不満を持っている人に対して効果を発揮するのが脂肪吸引です。
ここまでで脂肪吸引の効果はご理解いただけましたでしょうか?

脂肪吸引とは?
脂肪吸引とは身体の気になる余計な皮下脂肪をカニューレと呼ばれる細い金属管を用いて吸引する痩身目的の施術です。
肥満の元である脂肪細胞は生まれた時点で数が決まっている為、ダイエットをして痩せたとしてもリバウンドが起こりやすいと言われています。
脂肪吸引を行うことで、物理的に脂肪細胞自体を減少させ、理想の体型に近づくことができます。
メディカルダイエットとの違い
メディカルダイエットとは、通常のダイエットだけでなく医師監修の元、お客様に合わせて内服薬や注射などで治療を行うダイエット方法です。
当院では、膵臓に作用して血糖のコントロールするGLP-1ダイエットがあります。脂肪吸引と比較すると気軽にでき、ダウンタイムもほとんどないことから人気の施術です。
ですが、一度の施術でしっかりと効果を出したい方は脂肪吸引をオススメしています。効果の違いや時間、費用も変わってくるので、しっかりとカウンセリングをしていきましょう。
脂肪吸引がオススメの方
・ダイエットしても痩せない方
・食事制限や運動が苦手な方
・リバウンドしやすい方
脂肪吸引のメリットとデメリット
食事制限や運動でダイエットする場合は、気になる部分以外も見た目に変化が出てしまうことがあります。しかし、脂肪吸引は身体の気になる脂肪を取り除くことができる為、ダイエットよりも確実に気になる部位だけ痩せることが可能です。また、脂肪細胞そのものを減少させることができます。
ただ、脂肪吸引をしていない箇所・した箇所でアンバランスになる可能性も起こりうるので、医師選びやカウンセリングが非常に大切です。
脂肪吸引の副作用と原因
脂肪吸引の副作用として腫れや内出血があります。カニューレで皮下脂肪を吸引する際に毛細血管を傷つけ出血してしまうことが原因です。
脂肪吸引の副作用対策
脂肪吸引後の腫れや内出血の対策として、施術部位をしっかりと圧迫することが大切です。
圧迫をすることにより、圧迫止血の意味で内出血を最小限に抑えたり、皮膚の収縮を助ける効果が得られます。
副作用は患者様ほとんどに出てしまいますが、しっかりとケアを行えば回復が早まるでしょう。

それでは実際にどのような失敗が起こり得るのでしょうか?
脂肪吸引の失敗例
著しく左右差ができた
ボディライン、バランスが不自然になった
凸凹になった、段差ができた、溝ができた
引きつれが残った
皮膚がたるんで貧相な印象、しわになった
お尻が垂れた
吸引口の傷跡が目立つ
顔がこけて老けた印象になった
細くならなかった
脂肪吸引を検討されている方に知っていただきたいこと
脂肪吸引はうまくおこなえば、とても満足度が高い施術ですが、失敗してしまうと修正が難しい施術でもあります。
また、ドクターによる技術の差が出やすい施術ですので、経験豊富で技術力の高いドクターに施術を受けることをお勧めいたします。
そして、施術前にドクターとのカウンセリングをしっかり行い、施術後にどんなふうになりたいのか、イメージをしっかり伝えましょう。
なりたいイメージをきちんと伝える事ができていないと、”失敗”ではなくても「もっと細くなると思っていたのに」「(二の腕など)筋肉が目立ってごつく見える」など結果に満足できない可能性も出てきます。
また、吸引できるのは皮下脂肪のみであり、内臓脂肪を減らすことはできません。元々の骨格やご状態、ご年齢などによっては、叶えることができない変化もあります。
期待外れだった!と後悔しないために、術前の綿密なカウンセリングがとても大切です。
単純にたくさん取れれば良いというわけではなく、残すべき脂肪と吸引する脂肪をしっかりデザインする必要があります。
取ってはいけない脂肪が取られていたり取るべき脂肪が取られていなかったりすることで、皮膚表面が凸凹になってしまったり、 取りすぎて皮膚がたるんでしまったり、皮膚の癒着が起きて引きつれたり、お尻が垂れてしまったり、美しい仕上がりにならないこともあるのです。
ベル美容外科クリニックの脂肪吸引の特徴
当院の脂肪吸引は、脂肪を吸引をする前に、脂肪溶解レーザーを当て脂肪を溶かしてから行います。
レーザーを当て、吸引前に脂肪を溶かしておくことで、吸引時の体への負担や出血、ダウンタイムも軽減することが可能です。
また、脂肪溶解レーザーを脂肪吸引と同時にすることで引き締め効果や、脂肪吸引による皮膚のたるみを軽減させてくれます。

脂肪吸引で失敗や後悔をしないために...
先に述べた通り、脂肪吸引うまく行えばとても満足度の高い施術ですが、魔法ではありませんので、元々の骨格やご状態、ご年齢などによっては、叶えることができない変化もあります。
施術前にドクターとのカウンセリングをしっかり行い、施術後にどんなふうになりたいのかをイメージし伝えることとどんな効果、どのくらいの変化が得られそうか確認しておくことが、後悔しないためにとても重要です。
●脂肪吸引+脂肪溶解レーザー
脂肪吸引+脂肪溶解レーザーの詳細
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脂肪吸引で失敗しないために知っておくべきこと
脂肪吸引は、単純にたくさん取れれば良いというわけではなく、残すべき脂肪と吸引する脂肪をしっかりカウンセリングを行い、デザインすることがとても重要です。