美肌を作る“ヒアルロン酸”オススメの取り入れ方とは？

美容に敏感な方の中には、ヒアルロン酸について知識をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。
ヒアルロン酸とは人体にも存在し、美肌作りにとても重要な役割を果たしています。
人体からもヒアルロン酸生成がなされますが、その数は20歳を過ぎると徐々に下降していき、50代になるとピーク時の約半分もの量になってしまいます。ヒアルロン酸を生み出す表皮幹細胞の働きも、加齢とともに衰えていくので、結果的に肌の弾力や潤いも失われていき、シワやたるみの原因となってしまいます。
ヒアルロン酸には美肌を作る目的以外にも、シワに打ったり鼻を高くしたりすることもあるので使い方は多岐にわたります。
シワに打つと言っても、浅いシワ用と深いシワ用、目周り用と口回り用、と、とても種類が豊富なのも特徴の一つではあります。
シンプルに思えて実はとても奥深く汎用性が高い施術なので、オススメ出来るポイントを簡単に幾つかまとめてお話したいと思います。

化粧品として
ヒアルロン酸が含有されているお化粧品の歴史は非常に長く、1970年代から使われ始めていると言われています。
「ヒアルロン酸入り」の化粧品を使ったことのある方は非常に多いのではないでしょうか。
化粧水などに含まれる成分は、肌より分子量が大きければ経皮吸収はされず浸透していくことはありませんが、ヒアルロン酸は表面になじみ、乾燥を防ぐことが期待できます。

水光注射
水光注射とは自動注射器を使い、皮膚の浅い層へダイレクトにヒアルロン酸などの美容成分を注入していく方法です。
水光注射ではヒアルロン酸以外にも美肌を作る成長因子やボトックスなどの有効成分をカクテルして注射することもありますが、有効成分の中でも潤いに特化してる成分はヒアルロン酸になります。
オススメの点は、化粧品よりも確実に肌に潤いを持たせることが出来る点です。

シワや法令線へ直接注射する
まず一番多い使われ方は、目周りのシワや法令線、マリオネットラインなど気になる部分に直接注射する方法ではないでしょうか。
オススメ点としては、注入量の分だけ確実に膨らむので即効性があり、目に見える満足度が高いところでしょう。

形を作る
ヒアルロン酸には様々な硬さの種類がありますが、最も硬いタイプのヒアルロン酸は形を“作る”ことに優れています。
主に鼻や顎の形を作ることに適しているので、鼻を高くしたい方、顎を尖らせたい方や引っ込んでいる顎を前に出したい方にはオススメの方法です。
　
インプラント挿入前のシミュレーション
鼻や顎にプロテーゼを入れたい方もいらっしゃいますが、プロテーゼはヒアルロン酸とは違い、数ヶ月で溶けるものではなく基本的には一生もの。
なので、プロテーゼ埋入後どんな顔になるのか、果たして自分の顔に似合うのか。もしイメージと違ってもすぐに戻せないし…。など様々な不安が湧きあがってきますよね。まずはシミュレーションとして鼻や顎などにヒアルロン酸注入ををおこなう方法もあります。
鼻や顎の整形を考えている方は、ヒアルロン酸を注入してみてから考えてみるのもアリかもしれません。