GLP-1ダイエットのリスク・副作用・デメリット
GLP-1は2型糖尿病の治療薬としても広く使用されており、膵臓に作用して血糖のコントロールする働きがあります。その他にも食欲抑制効果や食欲減退・腹部膨満感があり、無理な食事制限などの必要のないダイエット治療です。GLP-1ダイエットはペン型の注射器を用いて自己注射するという手軽さで人気の施術ですが、きちんと使用方法やリスクなどを理解していないと大きな事故に繋がりかねません。GLP-1ダイエットにおけるリスクや副作用、デメリットについてご紹介いたします。
施術中のリスクや副作用
胃腸障害
GLP-1ダイエットで見られる副作用は胃のむかつきや吐き気、便秘などの胃腸障害です。そのような症状は、注射を始めてから1週間めに出ることが多く、大半は数週間もすれば、薬が身体に慣れて副作用は収まっていきます。GLP-1ダイエットは胃の動きを緩やかにすることで満腹感を得られます。しかしその効果が効きすぎると、上記のような胃のむかつきなどが見られることがあります。つまり、薬の効きすぎが原因の可能性が考えられます。使用を続けると、徐々に薬が体に慣れていきますが、症状が重い場合などは医師に相談しましょう。GLP-1ダイエットは、医師の目が届くクリニックではなく、ご自宅でおこなう治療となりますので、決して自己判断や無理をしないようにしてください。
皮膚が硬くなる
同じ場所に注射し続けると起きうるリスクです。毎日お腹や太腿など同じ部位に薬剤を注射しますが、同じ部位の中でいつも同じ場所への注射を繰り返してしまうと、その箇所の皮膚だけが硬くなってしまう恐れがあります。
注射をするときは、前回の位置から2〜3cmずらしてください。
内出血
こちらは注射や点滴をする行為に共通して言えることですが、刺入部に赤みが生じます。
赤みがすぐ引く場合と、そのまま出血が広がってしまい内出血となったり、中には血が止まりにくい方もいます。また、点滴漏れで痛みが生じたり、刺入部が感染してしまう可能性も否めません。内出血がいつまでも続くことはありませんが、一時的でもそういった症状が出る可能性は誰にでもあります。
【内出血とは】
血液の全成分が血管外に出ることを出血といい、血液が体表から体外に出るものを外出血、血液が組織・臓器内に出ても体内にとどまっている状態を内出血と呼びます。
【内出血が出た場合の対処法】
内出血が出た場合は、3日間冷やし、その後は最初に冷やすのは内出血を抑えるために血管を収縮させること、痛みを和らげる効果のあります。
1週間後は温めて血管を拡張させ血流を促すと内出血の吸収を早めることで、治りが早くなると言われております。
低血糖
低血糖は、血糖値が正常の値を超えて下がってしまった場合に起こります。目眩や頭痛、疲労感などを感じたらすぐに糖分を摂取してください。運転や細かい作業に支障がきたす場合は危険なので、すぐに止めてください。症状が重い時はすぐにクリニックへご相談ください。
GLP-1ダイエットのデメリット
なかなか痩せない
GLP-1ダイエットで効果を感じにくい人もいるようです。
その場合、考えられる点はいくつかあります。まず、GLP-1ダイエットに限らず、様々な痩身術を受ける時におこなっていただきたいことが、「食生活の見直し」と「運動」です。
GLP-1ダイエットは自然と食欲が減退しますが、だからといってジャンクフードや甘いお菓子ばかり食べているとあまり意味がありません。タンパク質やミネラルを多く摂取するのがオススメです。
食事だけでなく、飲酒も控えめにする方が良いです。GLP-1が働きかけるインスリンはすい臓から分泌するため、過度なアルコールの摂取は体に負担がかかり、お酒を飲みすぎるとGLP-1のダイエット効果が薄まってしまいます。もし飲み会などで避けられない場合は、ビールやカクテルよりもウイスキーやサワー系を選ぶのが良いでしょう。
さらにダイエット効果を高めるのが有酸素運動です。ウォーキングやランニング、水泳などが代表的ですが、無理のない範囲で継続して行くことが大事です。
また、GLP-1ダイエットは即効性があるものではありません。短期間で辞めるとダイエット効果を発揮することができないため、自然に食欲をセーブできるようになるまでは利用し続けましょう。
GLP-1ダイエットのリスク・副作用・デメリットをご覧の皆様へ|ベル美容外科クリニック
GLP-1ダイエットのご案内ページです。GLP-1ダイエットは、アメリカやヨーロッパでは肥満症治療薬として承認されているダイエット注射です。ご自身で皮下注射をしていただく為、クリニックへ通う必要がなくご自宅で行える手軽さが魅力の施術です。ベル美容外科クリニックでは、エイジングケア、ほうれい線、しわ、シミなどさまざまなお悩みのご相談も承っております。安心・安全を第一に、ご納得いただいてから治療が行えるよう、カウンセリングも行っておりますので、お気軽にご相談ください。