手の皮膚の真皮層は顔や首よりも薄いため、乾燥しやすく、シワが出来やすいとされています。
日常生活において刺激を受けることの多い手は、顔以上に念入りなケアが必要です。
手を老化させる要因とは
紫外線
手は夏だけでなく年中紫外線にさらされています。無防備な状態の手は紫外線によってシミやシワができやすく、そしてなかなか消えにくいのです。
お肌の表皮にはバリア機能があり、紫外線を防ぐことができます。バリア機能が正常なお肌は、多少紫外線を浴びても紫外線を跳ね返す力が備わっています。その機能を正常に働かせるためには油分や水分を補うことが重要になっていきます。
乾燥
油分や水分が失われ、手が乾燥してしまうとお肌のバリア機能が正常に働かなくなり、紫外線の影響やその他の刺激を肌がダイレクトに受けてしまいます。また、生活の中で手を洗う機会は非常に多く、水道水の塩素や消毒液によって乾燥してしまいます。乾燥を防ぐ為には、とにかく保湿が大切です。
血行不良
手は心臓から遠い位置にあるため、血行不良に陥りやすいパーツです。手肌が冷え性になると、新陳代謝が遅くなりメラニン色素が排出されにくくなります。その結果シミが出来やすい状態となります。更に血行不良になると血管が浮き出て、見た目的に老けた印象になってしまいます。
皮膚が薄くなる
年齢が上がると肌細胞を作り出す力が衰え表皮が薄くなり、お肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの量が減少します。そのコラーゲンの生成を促進する働きがあるのが、女性ホルモンです。つまり、年齢の他にホルモンバランスが変わる妊娠中・出産後も注意が必要です。ケアをしていないと、真皮層にある線維芽細胞の働きが弱くなっていき、ますます手の老化が進んでしまいます。
酸化や糖化
偏った食生活やストレスなどにより肌が酸化・糖化し、老化の原因となります。手に塗った日焼け止めをしっかり洗い落とさないことも酸化の原因となるので注意しましょう。
お悩み別治療法
手のたるみやシミ、シワの改善に
気になる指の細かいシワに
医師による解説
常勤治療責任者:飯塚 雄久 / 医学博士
学歴 / 職歴
- 昭和62年東京慈恵会医科大学卒業
- 昭和62年東京慈恵会医科大学形成外科入局
- 平成9年神奈川県厚木病院形成外科責任医長
- 平成13年高須クリニック勤務
- 平成19年ベル美容外科クリニック顧問医就任
資格 / 所属
論文
手のお悩みをご覧の皆様へ|ベル美容外科クリニック
手のお悩みのご案内ページです。手は、加齢によるシワやシミのお悩みに対するご相談が多い部位です。日常的に洗剤や紫外線のダメージも受けやすく、年齢が現れやすいパーツです。ベル美容外科クリニックでは、エイジングケア、ほうれい線、しわ、シミなどさまざまなお悩みのご相談も承っております。安心・安全を第一に、ご納得いただいてから治療が行えるよう、カウンセリングも行っておりますので、お気軽にご相談ください。